ダブルスタンダード
2025.2.6
こんにちは。
今日も千葉は快晴です。大雪の降っている東北、日本海側は、その厄介者に多くの時間をとられてしまう。道路に背丈ぐらい雪が積もった記憶は半世紀前にはよくあったことで、大雪の中、スキーに興じたことを思い出した。雪かきがないだけ、我々は恵まれていると思わなければ。
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家の前が幹線道路ならいいのだが、ちょっと脇に入った道とか、私道だったりすると、除雪作業を依頼しなければならなくなる。もちろん、有料だ。昔は毎年毎年大雪だったから、そのシーズンは月に5万とか、6万を先払いして除雪作業を依頼する。業者は積雪の様子を見ながら、その家が困らない程度に除雪作業をする。しかしながら、だんだんと温暖化になってきたこともあり、雪が降らないというか、除雪依頼をするほどでもない年もボチボチ出てくるようになると、支払ってしまったお金は返金されないシステムのところもあって、除雪作業をしなくても5万、6万と払うことも度々だったと聞く。今は、そういうことも考慮し、前払いなどはしなくなった。今回のように突如の豪雪になり、急きょ依頼が殺到することとなり、どこもかしこも後手後手に除雪作業をすることになる。
雪国は暖房費はもちろんのこと、除雪費用等々物入りが多く生活は厳しい。
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今回表題のダブルスタンダード。皆さんの多くも感じているだろう宿泊費の二重価格についてだ。もちろん、外食した時の飲食代金も最近は目玉が飛び出るような値段を平気で取るようになった。支払うほうは、きっとそのほうが日本経済が活気づき、いい方向になるんだろうと信じつつ支払ってはいるけれど、昔とそう変わりはない味、盛り具合を見るにつけ「ウ~ン」とうなってしまうことがままあるようになった。これも外国人が多く来るようになって、彼らにとってラーメンは3000円、4000円は当たり前と聞くにつけ、じゃ、うちも780円の味噌ラーメンを2800円にしちゃおうとなる。確かに、外国人から安い、安いと言われると上げたくなるのは人情だろう。
事ほど左様に宿泊費も1万、2万円だったのが、最近では平気で4万、5万となっている。もちろん、businessホテルの素泊まりで予約の入りにくいオフシーズンならプライスダウンの7000円、9000円もあるようだけれど、総じて宿泊料の値段の高騰にもびっくりする。
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マツリゴトにダブルスタンダードはよくないけれど、この宿泊費、飲食費に関しては大いにダブルスタンダードはやってもらいたいと思う。1~2年前と比べて現役諸氏の収入は1割、2割上がっているんだろうか?我等年金生活者は、あるものの中でやり繰りすれば、それで十分、事足らすことができるわけだが、現役諸氏はそうもいくまい。スーツもヨレヨレでは困るし、髪もボサボサでは得意先の印象もよくない。散髪も美容院も定期的に行かなければならないだろうし、毎日の食事代金だってかかる。教育費も馬鹿にならない。「うちはボーナス4カ月も出たよ」というところもあるようだけれど、そういう会社ばかりではない。産業界の大半を占める中小企業は、まだまだ大変なところが多い。
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訪日客には申し訳ないが、取れるところからは、しっかりいただき、取れないところからは以前のままの価格で据え置けば、日本経済は歪まずに行けるのではないかと思う。
つけ麺が2000円か?ため息が出るね。
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