職位で仕事をするな!
2025.3.23
こんにちは。
いい天気が続きますが、この先のことを考えると少々気が重い。カレンダーでいうところの夏、今までは7月、8月を指すんだろうけど、今年の気象状況から見ても、これがもっと伸びることも十分あり得るわけで、5月、6月、7月、8月、9月と夏日が続く可能性もある。私なんかの骨川筋衛門にとっては、酷暑を通り過ぎ、干からび、生死に関わってくること請け合い。かと言って、家に閉じこもっているのも健康上よくないし、とにかく生きづらい地球になってきたことは間違いない。子どもたちは気の毒だ。
----・----・----
さてと、話は変わって兵庫県知事の話。
兵庫県の職員でもないくせに、庁舎内のことに口を挟むなと言われそうだけれど、どう客観的に見ても、その知事の行動、言動は目に余るものがあったことは間違いなさそう。しかしながら、県民の多数をもって選挙に当選したからには知事は続けられるというのが民主主義の大原則なわけだけれど、果たして、それでいいのか? 道義的に見ても、通常の見識、常識、物事の分別から言うと、公職に就いていることは明らかに誤っているのではないかという思いが募る。百条委員会も開かれ、常識的なそれなりの判断も下った。でも、溜飲は一向に落ちない。
百条委員会の見解も「・・・・処分の違法性も言及され、今後の知事の対応を注視したい」という程度、「注目したい」の言葉だけが虚しく並ぶ。
それじゃ、知事の不信任決議を可決し、また選挙をすればいいのか?そしてまた、再選された場合はどうするのか???民主主義のルールの不備が我々庶民を絶望に追いやる。じゃ、民主主義なんか辞めちゃえばということになりがちで、それはまた危険この上ないわけだけれど、この場合、ルール変更を考えないと、またまたこういう輩が跋扈することになる。
公職に就いている人間が、明らかに法制度上の間違いを犯したとき、それ以降、同様の事象が起こったときには、同じ間違いを犯さないよう法整備を進めるべきなのに、我々のトップの国の動きは鈍いというか、全く動いていない。内部通報制度なんかは「制度あれども機能せず」の最たるものだろう。
同様のことは、どの世界にあるわけで、きっと、これを読んでいる方々も経験があるはずだ。世に言う「職位で仕事をする」という人間だ。「課長からこう言われたんだ」とか「課長の指示で」という場合で、組織の中にいる以上、上意下達の世界では、それに倣うしかない。そして、この指示が社会通念上間違っていても、いなくても、会社の方針だからと言われれば、世間一般から見ておかしくても社内では生きていける。近々の話ではビックモーターの一件かもしれない。
しかし、これが公職に就いている方々のこととなると、そうはいかない。はっきりと弾劾し、勧告、訂正、改善し、町民、市民、県民、都民、府民、道民、国民が納得する方向に舵を切らなければ民主主義は崩壊する。
・・・・・・・中途半端で終わってしまったけれど、日曜日早々えらく怒りが湧いてきてしまった。
この記事へのコメント